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草を焼くことで雑草は防げるか?

雑草対策で一番効果的なのは、こまめに草刈りをすることに尽きますが、暖かくなってくると雑草の伸びる早さといったらかなりのものでうっかりしていると、すぐに腰丈くらいになってしまいます。

私が以前に300坪ほどの広い土地をたった独りで、朝から刈払い機で草刈りをしていた時のことですが、ちょうど夏の草の勢いの強い時でした。

夕方になってやっと刈り終わったと思って、周りを見渡してみると、朝のうちに刈っておいたところの草が、刈った時よりも少し伸びているのがはっきりわかりました。

その時、草の伸びる早さをあらためて実感すると同時に力が抜ける思いをしたものです。

よほど、時間に余裕のある人でない限り、草が伸びきってしまう前にこまめに草刈りを出来る人はいないでしょう。

草が伸びきってしまうと厄介なのは、雑草たちが種を飛ばしてしまい、ドンドンと増えていってしまうことです。

そこで、思いつくのが燃やしてしまえば、種も燃えてしまうのではないかということです。

最近は、ホームセンター等でバーナーが手頃な価格で購入できますし、燃料もカセットコンロなどで使うカートリッジ式のものが多いので、手軽に使用できます。

それでは、バーナーで生えている雑草を燃やしたらもう生えてこないのか、種も一緒に燃えてしまうのか、気になるところですが、残念ながらあまり効果は期待できなさそうです。

トマトの栽培技術という本によると、雑草の種を死滅させるには70〜100℃の温度で、30分必要とあります。

バーナーで燃やした場合は、もっと高温なのでさらに短時間で良いとは思われますが、バーナーで燃やせる範囲には限界があります。


広範囲に燃やそうと思えば、それこそ、山火事くらいの規模になってしまい、とても現実的ではなりません。

草刈りに手をこまねいていた知人が、ガソリンを撒いて燃やしたことがありましたが、1ヶ月もしたら、また雑草が生えていましたので、燃料代などを考えるととても割に合う手段ではなさそうです。

バーナーの使用は生えている草を燃やすことを目的とするよりも、ごく限られた範囲の地面を高温に晒して、草を生えにくくしたり、日当たりが悪く、コケの生えやすい部分を乾燥させるなどの目的に使ったほうが懸命です。